自分だったらどうするか

緊急事態宣言、部活動の原則休止を受けてスポーツ活動に頭を悩ませている選手が多くいると思いますし、多々相談を受けています。

そこで思うのが、自分が中学生の頃に同じような状況になっていたらどんな行動を起こすだろうか、起こしていただろうか。今と昔の時代背景に違いや地域差(都会と田舎)はあるが、こんなことしていたし、こんなことするだろうな、書いてみます。


こんなことしていた その1
15分間走
設定時間には何の根拠もない。汗をかくこと、体循環を促すことが目的。ペースは速かったり遅かったりその日のコンディションによってばらつきがあった。人の近くを通るときはペースが上がった(←見栄を張っている)

こんなことしていた その2
スプリントドリル
普段の部活動で行っていること全般、スキップに腿上げなどベーシックなこと。特にこれと言って凝ったことはしていなかった。でもドリルの最後に距離は短くていいから必ず全力ダッシュ(努力度100%)をやっていた。

こんなことしていた その3
流し(ウインドスプリント)
人気(ひとけ)のない公園や芝生広場、または交通量の少ない道路で実施。距離が分からないので決めた歩数を走る。歩数は大まかに55歩くらいだった気がする(100mの完走歩数が50歩くらいだったからそれより少し多めの設定)。努力度は80%程度、フォームが意識できる心地よいスピード感で。

こんなことしていた その4
坂ダッシュ
家の前に坂があったので坂ダッシュ。距離は電信柱数本分(距離にして70-80mくらい?)。息が上がるまで追い込むと決めていた。(←ゼーハー言う自分に酔う中学生の図)

こんなことしていた その5
筋トレ
当時【体幹トレーニング】なんて言葉はなく《筋トレ=腹筋》。HSIが毎日の腹筋500回をマストにしていたと言うことでそれに乗っかる。ただ毎日できていたわけではない。。

こんなことしていた その6
自転車
自宅から近くの山(昭和新山の麓)まで片道約12km(往復24km)、最大高低差180mをママチャリで激走!行きは1時間以上、帰りは30分。登りは絶対に足を地面につかないと決めていた。初めてやった日は足が死んだ。。

こんなことしていた その7
見る
オリンピックや世界選手権、日本選手権に出場しているトップアスリートの映像をとにかくみた。お気に入りの選手の映像をVHSにダビングしてまとめて保存。特に海外選手はモーリス・グリーン、日本選手は朝原宣治さん、伊東浩司さんをとにかくみていた。


今みたくスマートな練習やトレーニングはなかったし、道具を使って行うことなんてほとんどなかった。でも「これやったら速くなれそう」って自分で考えて自分で決めてやっていた。ちなみに中学2年の秋頃までは真面目に活動していなかったので、上記は中学2年の秋冬から3年生にかけてやっていたこと。

また当時はスタートが良い、前半型と言われていたのだが、加速時の踏み込みが良かったのだと思う。これは坂ダッシュと自転車が影響を与えたのだと思う。それと家の階段を必ず一段飛ばしで駆け上がっていたこと。

雑草みたいな練習しててもそれなりに速くなれたので、いろんな知識や情報に触れられる今はもっともっとできることがあると思う。

コロナ禍、屋外で運動するのに人の目を気にしたり抵抗感があるかもしれないけど、場所や時間など対策をすればクリアできることも多い。

もし叶えたい目標があるのなら、できない中でできること探して行動できたらいいなと思います。


と言うわけで僕は自重スクワットを行いながらこの記事を書いています。

もしやることに困ったら過去に作った運動動画、仁井のYouTubeがあるので参考にしてみてください。

運動動画の例 ステイアートレーニング

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です