冬期札幌合同合宿

2022年は複数の高校陸上競技部が参加する冬期札幌合同合宿から仕事始めとなりました。
ここに担当したセッションの主だった内容を記録として残します。振り返りの参考にしてください。


■自重運動
《体力,筋力、体作り,運動能力》
移動を伴う自重運動。全ての動作を意のままに。体幹-四肢、自身のパーツを意識下でコントロール。動きの引き出しを増やし、”できない”を減らすことが大切。運動機能の向上と運動能力の向上から、普段の活動でやりたい動き、すべき動きができるようにする。

■ラダー
《運動能力,全力,速く,支える,弾む》
W-up、脳トレ、バネの最大化、速刺激。
次の動きの予測と準備、ながら運動になっても動きやリズムが変わらないこと、変えないことが大切。バネの最大化には「タメてタメて叩きに行く」。速く,強く,圧力(力)を加える。瞬間的な動作がgood。

■ハードルエクササイズ
《体作り.運動能力,大きく,速く,支える,弾む,切りかえし》
安定性、柔軟性、可動性の3つの機能の向上と強化。動きの「大きさ」を前提に「速く」の追加。早くの時に踏みすぎて「無駄バネ」にならないように、「押す(おろす)」と「引く(上げる)」をバランスよく意識する。Boxはねじれない、あおらない、ブレない。

■ミニハードルドリル
《体力,運動能力,全力,大きく,速く,支える,弾む,切りかえし》
弾み、浮いている間に高い位置で脚を切りかえる。接地時に反対脚はハイニーポジション。直線的な脚軌道になるように、「足の裏は見せない」「スネを見せる」弾みの擬音は「ポンポン」や「トントン」。脚だけに頼らず腕振りで「圧」をかけ弾みを引き出し有効に使う(なので腕の縦振りが重要)。動きが速くなると動きが小さくなる傾向があるので「大きく・速く」の両立を目指す。そのため自分はどんな機能や能力の向上が必要か考える習慣があると良い。


今年は例年になく多くの相談やアドバイスを求める声がありました。僕の声かけが少しでも目標に近づく助力になっていればいいな。

合宿はまだ続きますので、リカバリーを大切に実りのある合宿にしてください。

何か不明な点がありましたら当HPコンタクト、SNSからDMいただければと思います。

 

向上心を感じさせてくれる選手たちでした
大きく・速くの両立をしながら
積極的にアドバイスを求めにくるなど逞しさを感じました

 

 

そして今回のツボは「ヒカキン-セイキン」でしたw

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