Atsubetsu Athlete Academy 2

前回はAAA陸上クラブががどんなクラブなのかに触れましたが
※過去記事はこちらhttp://nii-nsd.com/?p=1384

今回はAAA陸上部クラブはどんな理念を持って活動しているかに触れていこうと思います。

 

どんな指導/コーチ、どんな人材を?

クラブを立ち上げるにあたりまず

どんな指導/コーチを提供したいか

を考えました。

それまでの経験と自分の子どもの頃受けた指導を思い返し以下のように設定しました。

(ちなみにこの理念はA-bank北海道、代表の曽田さん指導理念に大きな影響受けています)

なるべく一方通行の指導から脱却し、双方向

活動を通じて自身の変化を感じらるように、

個の能力の最大化ができるようにと考えました。

すこしボリュームがあるので毎回全てを網羅するのは難しいのですが、、

常にこれらを念頭において生徒たちに接しています。

そしてもう一つ考えたことは

その指導/コーチによりどんな人材を育成したいか

でした。

クラブの根幹であるスポーツを通じて「体と心が成長する」、

クラブ活動を通じてどんな人材に育って、

それを社会コミュニティでどのように役立てられるか。

果たして「育成」という重みのある言葉を使っていいものかと自問してしまいますが、

スポーツがハブとなり実社会に生きるライフスキルを身につけられる。

取り立てて「自分で考えて自分の行動ができる」ようになってほしい。

学校で学ぶことと並行して

デュアルな視点から成長を見守る。

ここがAAAクラブが大切にしている考えです。

 

列なんてどうでもいい

僕は教育機関に出前授業に行くことが多いです。

どの学校も始まりに中、終わりと綺麗な整列をしてくれます。

見栄えが良く、素敵だなと思います。

ですが、僕のクラブ活動は必ずしも”しっかり列を作らなければならない”はありません。

始まりも終わりも話を聞けて伝わるのであればどこにいてもOK。

(たまに声が届くからといって遠くにいる斜め上な生徒もいますが…)

もちろん活動の内容や安全上の理由ために必要な整列はしますが、

不必要な整列などの要求はしません。

列の順番が変ろうとも

ペアが変ろうとも構いません。

むしろ良い動きの観察量を増やすため見やすいところにいてOK

自分の順番が来たときにスムーズに合流できればOK

最初は戸惑う生徒もいましたが、

(今でも戸惑う生徒はいますが)

今ではマイベストポジションから見聞きしてくれる生徒も増えてきました。

(むしろそういう生徒は先頭をゲットする)

一緒に活動する仲間のお邪魔にならなければ、自分のために自分で環境を整える

ジュニア期に少し難しいことかもしれませんが

大切なことと考え、常に伝え続けています。

 

あ、誤解を招かないように言っておきますが、

教育機関などでの整列などを否定るすわけではありません。

始まりや終わりの意識、区切りとしてとても大切なことですし、

当クラブでも低学年クラスでは社会性を身につける、

などの意味合いからしっかり並んでもらったりします。

大切なのはその環境に合わせて行動に変化をつけられるようになること、

自分で気づき適応できる能力を身につけることと考えています。

 


今回は理念について触れましたが次回以降は実際の活動について、

目標について触れてみたいと思います。多分書くと思います。。

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